美味しいコーヒーは まず豆選びから

COFFEE BEANS

良質なコーヒー豆を選ぶ

意外と知られていませんが、コーヒー豆は生鮮嗜好品です。お米も古いお米は炊飯器がどんなによくても、それをおいしく変えることは難しいのと同じで、おいしいコーヒーのためにはコーヒー豆が良質であることが大切です。

豆の鮮度

コーヒーの香りや風味は時間が経つと劣化するので、早めに飲みきることが大切です。 密閉容器に入れて冷暗所で保存します。また、豆のまま保存する方が長持ちするので、 豆は淹れる直前に挽くのがベストです。

美味しいコーヒーは、まず豆選びから
焙煎へのこだわり 挽きへのこだわり

ROAST & GRIND

焙煎(ロースト)とは、生豆を火力により煎じることにより、コーヒー独特の色(セピア)、芳香(アロマ)、風味(テイスト)を作り出す作業であり、美味しくコーヒーを楽しむ為には、目的にあった焙煎(ロースト)を行うことが必要になります。
通常コーヒーの味の8 - 9割は、この焙煎と焙煎後2日~約2週間という豆の鮮度で決まってしまうと言われるほど重要な工程なのです。

コーヒー豆には酸味、苦味、コク、甘味があり、産地や品種によって、酸味が強かったり、苦味が強かったり特性が異なるので、豆の持ち味にあった焙煎がされています。 自家焙煎のお店で、お使いになる器具の種類や好みなどを伝えて、お気に入りの1杯を見つけて下さい。

焙煎と挽き具合の関係

焙煎や挽き具合には多くのバリエーションがあります。一般的に浅炒りは苦味が減り、酸味が増します。逆に深炒りは苦味が増し、酸味が減ります。Brunopasso のコーヒーグラインダーなら、焙煎や淹れ方に合わせて、「のみたい時」に、「のみたい分」だけ豆が挽け、いつでも香り高いコーヒーを味わうことができます。
レギュラーコーヒーを楽しむ場合、シティローストやフルシティローストが選ばれることが多いようです。エスプレッソの場合は、フレンチローストやイタリアンローストなど深炒りタイプを選びましょう。

粗挽き

粗挽き

中挽き

中挽き

細挽き

細挽き

ライトロースト

ライトロースト

もっとも浅炒り

適した挽き具合と淹れ方
粗挽き = パーコレーターなど
味の特徴 : 少々生臭い香りがし、コクが感じられないため一般に飲まれることはほとんどない。

シナモンロースト

シナモンロースト

浅炒り

適した挽き具合と淹れ方
粗挽き = ブラックコーヒー
味の特徴 : ポピュラーな浅煎りで、強い酸味とこうばしい香りが楽しめ、ブルーマウンテンのような高品質の豆であるほど、切れのある酸味が味わえます。

ミディアムロースト

ミディアムロースト

普通炒り

適した挽き具合と淹れ方
中挽き = アメリカンコーヒー
味の特徴 : まろやかな酸味に加え、コーヒーらしい香りと苦味が楽しめる。

ハイロースト

ハイロースト

やや深めの普通炒り

適した挽き具合と淹れ方
中挽き~中細挽き = レギュラーコーヒー
味の特徴 : 酸味に程よく調和した苦みが出てくるようなバランスの取れたコーヒーが味わえる。

シティロースト

シティロースト

深めの普通炒り

適した挽き具合と淹れ方
中挽き~中細挽き = レギュラーコーヒー
味の特徴 : 喫茶店や家庭などで最も需要の多いロースト。酸味より苦みが強く、やや焦げ臭い。

フルシティロースト

フルシティロースト

やや深炒り

適した挽き具合と淹れ方
中挽き~中細挽き = レギュラーコーヒー・極細挽き = エスプレッソ
味の特徴 : 酸味がなくなり、焦げ臭さも強くなる。炭火焼コーヒーと同じ程度の焙煎度。

フレンチロースト

フレンチロースト

深炒り

適した挽き具合と淹れ方
中粗挽き = レギュラーコーヒー・極細挽き = エスプレッソ
味の特徴 : 苦みがかなり強く、豆色は少し黒味を帯びてくる。

イタリアンロースト

イタリアンロースト

もっとも深炒り

適した挽き具合と淹れ方
極細挽き = エスプレッソ・粗挽き = アイスコーヒー
味の特徴 : 苦味が相当強く、好きな人は苦味を味わえるロースト。豆の表面に油脂成分が浮いてくる。

おいしいコーヒーのつくり方

HOW TO MAKE GOOD COFFEE

ちょっとしたコツを覚えれば、自宅でもおいしいコーヒーがたのしめます。基本をマスターして Brunopasso で、ご家庭でも上質の味わいを。

電気ケトル

抽出温度について

コーヒー専門店でコーヒーを頼むと、沸騰したお湯でいきなりドリップするということはまずありません。コーヒー粉が焼けてしまい、せっかくの旨み(クロロゲン酸やグリセリン)や香りが台無しになってしまうからです。
お湯は1度沸騰させ、一息冷ました 90 - 85℃ のものを使って下さい。

Brunopasso のグースネック式電気ケトル KA-800C は、蓋についた温度計で適温を確認してからコーヒーがつくれます。

KA-800C

コーヒーメーカー

抽出時間について

ペーパードリップで、4杯 - 5杯淹れる場合は、約4分 - 5分前後といわれています。 焙煎が深いほど短く、浅いほど長めになります。
適切な抽出時間よりも短い場合は、抽出不十分に、長すぎる場合は過抽出傾向になり、必要以上の渋みや雑味をともなう味になります。

Brunopasso のコーヒーメーカー PCA-10X なら、「適正温度でお湯を沸かし、適正スピードで抽出する」という、ハンドドリップと同じ動作工程を経ることにより、雑味を防ぎコーヒーの旨み成分を可能な限り抽出します。

PCA-10X

おいしいコーヒーのつくり方

  • コーヒーサーバーにドリッパーとペーパーフィルターをセット

    粉は中挽き(お好みによっては中細挽き・粗挽きの粒度)で、1杯(出来上がり量120ccとして)あたり約7gを目安にしてください。このとき使用する湯量は130cc程度を目安にしましょう。(10cc程度はコーヒー粉が吸ってしまいます。)

  • コーヒー粉を入れます

    粉を入れたあと、軽くドリッパーをたたくなどして粉の表面を平らにします。

  • お湯を落とします

    お湯は1度沸騰させて一息冷ました 90 - 85℃ のものを使います。

  • 蒸らしを行います

    約20ccほどのお湯を注ぎ、そのまま約20秒間程度蒸らします。

  • 抽出を行います

    粉の中心から外側に円を描くようにお湯を注ぎます。粉が膨らんでくると注ぐのを止め、粉が沈むとまた注ぐという作業を数回繰り返します。この時、ペーパーフィルターの淵にお湯をかけないようにしてください。

  • 適量になったら注ぎを止めます

    サーバーのコーヒーが適量になった時点で注ぎを止め、ドリッパーを外します。この時ドリッパーにお湯が残っていても雑味の原因となるので最後まで落とし切る必要はありません。

  • おいしいコーヒーのできあがり

    コツを覚えて、ご家庭でワンランク上のコーヒーをどうぞ。

コーヒーは眠気覚ましやリラックス効果を期待して飲みますが、最近では、糖尿病や肝臓ガンの予防、カフェインには脂肪分解を促す効果など、生活習慣病の予防に効果的である、ということがわかってきました。

おいしいコーヒーを いつでも入れたてのテイストで